『ナイトガードの作り方』を学んできました
こんにちは、徳田です。
先日、大阪で行われたセミナーで『ナイトガードの作り方』を学んできました!
『ナイトガード』というのは、夜寝ているときにつける歯ぎしり防止のためのマウスピースのことです。
ちょっとわかりにくい写真ですが、このような透明なトレーで上の歯にぱかっとはめて使います。
過度な歯ぎしりがあると、歯がすり減ったり知覚過敏が起こったり治療した歯が割れてきたりと、さまざまな問題が起こります。
でも、今までぼくはあまり積極的にこの『ナイトガード』を勧めることはしませんでした。
その理由は
①違和感が強く、けっきょく使わなくなってしまうことが多い
②そもそも歯ぎしり自体は治らない(歯ぎしりによるダメージを防ぐだけ)
という考えからでした。
今回のセミナーで、僕は今までの考え方を改めるようになりました。
適切な噛み合わせで作ったナイトガードは、筋肉緊張を緩解する
ということを学んだからです。
歯ぎしり・食いしばりのある人は口の周りの筋肉の緊張や左右差が生じます。
この緊張は、肩こりや頭痛などにつながることも非常に多くあります。
『ナイトガード』は歯ぎしりなどのダメージから歯周組織を守るだけでなく、このような筋肉緊張を和らげることもできる治療法だったんです!
実際、日々の臨床の中でも注意深く診てみると、口の周りの筋肉の緊張や左右差がある人が非常に多く見受けられました。
今では多くの方にナイトガードを勧めています。
歯ぎしりや食いしばりにお悩みの方はぜひ一度ご相談ください(^ ^)
投稿日: | 歯