水平診療台を使っています
こんにちは、徳田です。
徳田歯科医院では通常診療の際には水平な診療台を使っています。
初めて目にする患者さんには、驚かれる方や戸惑われる方も多くいらっしゃいます。
ぼくも初めて見たときは「なんじゃこりゃ!?」と思いました(笑)
今回は、なぜぼくがこの診療台を使っているのかをお話ししたいと思います。
通常の診療台はこんな感じで背板が起き上がりますよね。
徳田歯科医院で使っている水平な診療台は、背板が起き上がらない平らなものです。
この診療台の主な特徴は以下の図の通りです。
このように、診療台が起き上がらないことによって全てを固定することができるんです!
これによって診療におけるストレスはぐっと減りました。
起き上がるタイプの診療台では、
①患者さんに座ってもらって背板を倒して
②口の中を照らすライトの位置を合わせて
③トレーやフットペダルの位置を合わせる
という作業が、毎回必要になってきます。
この毎回の調整には、実はかなりの時間とストレスがかかっています。
さらに僕の場合はマイクロスコープ(顕微鏡)を使って治療を行っているので、この調整も加わるとさらに時間がかかってしまいます。
この“調整の手間”をすべてなくしたのが、起き上がらない診療台なんです。
そして、この診療台は患者さんにとっても非常に大きなメリットがあります。
それは
・治療時間の短縮
・衛生的
という2点です。
細かな調整にかかる時間を省くことで、患者さんの治療時間を短くして負担を減らすことができます。
そしてこれは同時に衛生管理にもつながっています。
感染源となる唾液や血液のついた手(グローブ)でいろいろな場所に触れると、その感染源を広げていることになります。
この診療台では全てが固定式なので、診療に必要なもの以外には触れる必要がありません。
これによって非常に衛生的な診療環境のもとで治療を受けていただけるのです。
ちなみにクッションもやわらかくて寝心地もとってもいいんですよ♪